小~中規模エリアに最適な分離型のコントロールユニット +拡張スピーカーがセットに!
音源となるアンプと、音を発するスピーカーとが分離したセパレート型を採用。
スピーカーは、手のひらにのるコンパクトなサイズで1台0.17kgと軽量なため、壁や天井などへ簡単に取り付けることができます。
また、専用スピーカー『VSP-SP2』により最大4台にまで拡張が可能。さらにはコンパクトながら広指向角のため、パーソナルな小規模エリアから約100㎡のオープンスペースなどの中規模エリアまで、広いエリアに均一な音圧分布を実現します。
コントロールユニット(アンプ)
スピーカー
さまざまなシーンに合わせて最適な音環境ソリューションをご提供
多様な働き方が求められる昨今、オフィスの音環境を整えることで、生産性を向上させることやチームコラボレーションを促進するニーズが高まっています。
『VSP-2』は遮音性能が不足している会議室間や天井下に開口部を有する間仕切り壁やオープンな打合せスペースなど、オフィス内のさまざまなシーンにおいて簡易施工によるスピーカーの設置や情報マスキング音の調整により、最適な音環境ソリューションをご提供します。
-
漏洩対策
会議室間やオープンスペースの打ち合わせ場所などから周囲に漏れる会話の内容を分かりづらくし、安心して打合せができる環境を作ります。(写真はオフィス設置の一例)
-
侵害対策
集中作業している人に対し、周囲から入ってくる会話の内容を分かりづらくすることで、仕事の生産性を向上させる効果があります。(写真はオフィス設置の一例)
-
チームコラボレーションの促進
静かなあまり人と話しづらい環境にマスキング音を流すことで会話を促進し、コミュニケーションを円滑にすることができます。情報マスキング音を調整することで、森の音や川のせせらぎといった自然の中にいるような雰囲気でリラックスした会話を楽しんだり、人の声を中心としたカフェのような喧騒感の中で気兼ねなく話せる環境を演出することができます。(写真はカフェスタイルのオフィス設置の一例)
独自の「情報マスキング技術」で、より小さく不快感の少ない音を実現
人の会話音声から合成したヤマハ独自の「情報マスキング音」に、川のせせらぎなどの「環境音*1」や楽器音などの「演出音*2」を組み合わせることで、高いマスキング効果と心地よい音空間を提供します。
「環境音」および「演出音」はそれぞれ4種類の中からシーンに合わせて自由に選択と組合せが可能です。
また、情報マスキング音の比率調整機能により設置環境に合わせた最適なマスキング音の提供を実現しました。
通常の音声
攪乱音により聞き取りにくくなった 音声イメージ
環境音や演出音などに包まれた 音声イメージ
*1 環境音:快適な環境をつくるための環境音が組み込まれており、情報マスキング音のマスキング効果を補完します。
*2 演出音:楽器音や電子音など環境音に味付けする音で、会話から気をそらす効果もあります。
音響機器メーカーのヤマハが考えるデザイン
オフィスはもちろんのこと、病院や金融機関など多様なシーンへの設置に違和感のないよう考慮し、白を基調にした威圧感のないコントロールユニット。
整然とレイアウトされた操作子により、動作状況と操作方法が直感的に分かります。
また、スピーカーは設置環境の色彩に応じて選択できるよう、黒と白の2色のカラーバリエーションを用意されています。
『VSP-2』(W)ホワイト
『VSP-2』(B)ブラック
VSP-2はこのようなケースでオススメいたします。
VSP-2は簡単な配線作業のため、本格的な改装工事よりも低コスト、短期間で導入することが可能です。
検証機のご用意をしておりますので、サウンドマスキングの効果を、会話漏れにお困りの場所で確認することが出来ます!
ヤマハのスピーチプライバシーシステムとは
ヤマハ『スピーチプライバシーシステム』は、会話の内容が第三者にもれ聞こえてしまうことを防ぎ、プライバシーや機密情報を守る、ヤマハ独自の「情報マスキング技術」によるソリューションです。人の声を合成した「情報マスキング音」は、会話の音声情報をカモフラージュして包みかくすため、比較的、小音量で会話を不明瞭にします。
森の音・川のせせらぎなど、自然の音を素材に制作した「環境音*1」、楽器音や電子音などの「演出音*2」により、どのような場所にも溶け込む音で、流す空間に心地よさをお届けします。
*1 川のせせらぎや森の音といった心地よい快適な環境を作るための音です。不快感を下げ、補助的にマスキング機能を有します。
*2 楽器音や電子音。場の演出をし、会話への注意を逸らすための音です。
もれる会話のイメージ
マスキングされた会話のイメージ
機能の詳細